こんにちわアラキです。
この記事の執筆時期は4月、温かい季節になってきました。
重苦しい上着は脱ぎ捨て、心も軽やかにサラリと羽織れるジャケットが欲しくなる季節。
全国1万人ぐらい!しかいないであろう。バブアー愛好家の方、
もしくはちょっとバブアーが苦手な方に向けて、ノンオイルのバブアーがどんな物か紹介したいと思います。
結論としては100点とは言えません。
良い所も沢山ありますが、アレ?っと思う所もチラホラ。。

微妙だった点もいくつかあるんだよな。。
正直ノンオイルのバブアーって邪道じゃね??って思う方もいるかもしれませんね。
気になるところは目次から飛べます
バブアーのワックスジャケットのおさらい

バブアーは1894年にイギリスにて創業の100年以上の歴史があるブランドです。
なんと言っても決まり文句の一つが
英国王室ご用達のハンティングウェア、アウトドアウェアのブランドです。
バブアーの特徴と言えばやはり定番のオイルドジャケット
そもそもは悪天候の環境で働く、水夫や漁師の為の雨水に耐えうるジャケットとしてオイルドクロスのジャケットを制作したようです。それが王室の目に止まり、、
的なことがウィキペディアに書いてありました。
定番のシリーズはビデイルやビューフォート、ボーダーなどなど展開も豊富。
デザインも良いし、エイジングしても格好良く育ちます。
バブアーのオイルドジャケットの良い所
バブアーは所有しています。なのでやはり思いつくいい点が
バブアーはエイジングが良い。
いわゆるオイルドクロスの油分が抜けていくんですが新品の時って結構重たいんですよね。
重さが実際にあるんですが、それ以上にそもそも雰囲気が重たい。
まぁ本来アマガッパみたいな役割のジャケットなので仕方ありません。
防水性を考えると油分が少なくなってきたらオイルを足すのが良いらしいですが、
個人的には色抜けして、良い感じの古着感が出てる個体のほうが好きですね。
バブアーはコーデがラク。
基本ワークウェアに近いんですが、デニムやスラックス、ジャケットに合わせても使えます。
ジャケットスタイルに合わせるとビッシビシ男臭いオーラが出てきます。
バブアーのオイルドジャケットの悪い所
これは良い所のはずなんですが、バブアーの悪い部分もまたオイルなんですね。
バブアーのオイルドジャケットは結構匂いがある個体が存在します。
油分の多いジャケットはクローゼットなどに入れてしまうと
早ければワンシーズンでカビが発生します。
革靴も手入れをしてそのまま下駄箱に入れると即効でカビが生えます。
カビは湿気が大好きですからね。
そういう個体は強烈な匂いがある場合があるので注意しましょう。
オイルドジャケットはクローゼットに入れないこと。
もう一つは雰囲気のある服なので
バブアー同士で被った時に意識してしまう事。
お洒落でイケてる同姓と服装が被った場合はちょっと照れてしまいますね。
かわいい女の子がバブアー着てたら気軽に声かけてお茶でもしましょう←無理
でも女性が着てると可愛いですよね。
アラキの趣味ですいません。

女バブは可愛いって!

バブアーのノンオイル、シェイプメモリージャケットをレビュー

はい、ここで本題のノンオイルのバブアーのレビューです。
オイルドジャケットのバブアーと比較しての意見です。
こちらはシェイプメモリージャケットというモデルですね。
スプリングコートの部類に入ると思います。
特徴は下記のような感じ

バブアー、シェイプメモリージャケットの良い所
圧倒的な軽さ
コレ!めちゃくちゃ軽いです。
オイルドジャケットのバブアーはシッカリした生地に油がたっぷりなので重い。
そこが完全に改善されています。
スポーツブランドのウインドブレーカーみたいな質感です。
画像で見るとシッカリして見えますが非常に薄いです。

画像では分かりにくいですが、非常に薄くてツルツルとした素材です。
そして軽い。
形状記憶、シワになりにくい
シェイプメモリーという名称だけあって形状記憶っぽい感じです。
シワ自体は入りやすいんですが
一旦クシャクシャにしてみて

遠慮なくガッツリとシワ入れます。。
手で慣らすと、、左ぐらいになって

ガッツリ手のひらで撫でつけると、右の画像のように元に戻ります。若干シワは残るけど。
しかし十分な形状記憶です。

ふ~ん、やるじゃん。
クルクル丸めて収納できる
こちらの商品はシワになりにくい素材という部分を活かして
クルクル丸めて鞄の中に収納したり、持ち運びに適したモデルというのがウリのようですね。
本家のオイルドワックスでは思いもつかない事が出来ます。
これは中々面白いアイデア。
春先に半袖一枚では寒いかもって時や、冷房ガンガンで寒~い室内対策にバブアーが使えます。
バブアー、シェイプメモリージャケットの悪い所
全体に素材が安っぽい
バブアーのノンワックスモデル、シェイプメモリージャケット
ここまで良い感じの特徴を説明しましたが、その長所部分でもある
圧倒的な軽さ。
これを追求し過ぎたんでしょうか?
なんか全体的に素材が安っぽいです。
重厚感がないんですね。
ジッパー部分なども素材が違う?色の雰囲気も軽いです。

本家バブアーの様に頑丈でゴツイのではなく、軽くてスタイリッシュなモデルですね。
山のフドウと雲のジュウザみたいなもんです(違う)
生産国がベトナム!

なんと生産国がベトナムです!

イギリス製じゃないの!?
英国王室御用達のあのバブアーの謳い文句が通用しません。
もちろん本家のオイルドジャケットはイギリス製です。
イギリス製でワックスつける手間を含んだビデイルがこの価格。

ノンワックス仕上げでベトナム製がこの価格。

これは、、大人の事情なんでしょうか。。
しかし、イギリス製を身に纏うっていう格式高いんだろうな~って言う雰囲気がなくなるのは結構マイナスポイントですね。
服オタはミーハーなので。。
バブアーのシェイプメモリージャケットのまとめ
バブアーのシェイプメモリージャケットは
- 軽さ
- 形状記憶
- 持ち運びやすさ
というメリットを兼ね備えたタウンユースに適した、気軽に羽織れるジャケットとなっていますが代償として
- 全体の安っぽさ
- イギリスではなくベトナム製
という部分を抱えたジャケットになっています。
まぁ本家よりお値段も優しくなってますが、、しかし今っぽさは明らかに
シェイプメモリージャケットが勝りますね。
バブアーのピーチスキンジャケットもノンワックス
バブアーのピーチスキンジャケットもノンワックスのモデルです!
実はアラキは個人的にはこちらの方を狙ってました。
買ってないけど。
シェイプメモリーに比べるとピーチスキンの方が生地が分厚くて頑丈なモデルですね。
純粋に本家のバブアーからオイルを抜いた感じに近いです。
着用のシーズンは短くなりますが雰囲気はやっぱりこっちが好き。
しかしこのピーチクロスジャケットはなんと中国製。
中国製なんです。
手元にないのでなんとも言えませんが、、
どうなんでしょう。誰か持ってる人いないかな??
手に入れたらレビューします。