老後2000万円問題の解決策を3つほど考えてみます。

お金

今回は老後2000万円問題について考えてみます。

老後2000万円のお金が必要と仮定して話をすると以下の3つの方法で対策をすべきだと思います

1、実際にコツコツ2000万円貯める

2、株式投資、資産運用などで2,000万円貯める

3、2000万円のバリューを形成する

2と3の考え方がオススメです。

特に3は今後、経済的に悪化が進むであろう日本で暮らす上では結構深い話です。

本当に2000万円も必要なのか?という議論は核家族が進んだ現在の日本ではそんなもんだろうな~って感じなのでそこはあまり気にせずに書いてます。

実際にコツコツ2000万円貯める方法について

毎月貯金はしていますか?

一般的には毎月3~5万円ぐらいの貯金が平均的でしょうか?

1ヵ月30,000円の貯金をして年間36万円貯まります。

一ヵ月3万円の貯金で2000万貯めるためには何年かかるでしょう。2000万÷36万です。

55年かかります。

55年です。

そもそも毎月ちゃんと貯金できてるかも怪しいですよね?

住民税の支払いだったり、車検だったり車の任意保険だったり、知人の結婚だったり。。自分へのご褒美だったり。。。

急な出費の際には貯金しなくていっか!

みたいなマインドになりませんか?

あなたが20歳だったとして55年間つまり75歳まで毎月30,000円貯金すれば2000万に届くでしょう。

これではちょっとペースが遅いですよね。

では毎月50,000円貯金するようにしてみましょう5万×12ヵ月で年間60万円貯まるとしても2000万円に届くまでに33年かかってしまいます。

毎月5万円も貯金して

2000万まで33年かかります。

20代から毎月5万円の貯金って可能なんでしょうか?

アラキ
アラキ

絶対無理だってば。

現実に2000万円と言うお金を貯めるのはかなり難しそうです。

資産運用で老後のお金を作ると言う考え方

コツコツ貯金しても2000万円には届きそうにありませんね。

ここでよく出てくる話が資産運用や投資です。

以前記事にしたインデックス投資を例にしますと。。

資産運用の場合、例えば過去の株式市場のデータから年間のリターンが5%だと考えたら毎月50,000円の積立を30年すると4000万を超え2000万円以上のリターンが期待できます。

2000万貯まるんじゃなくて、2000万増えるんです。

そりゃ投資ブームにもなりますね、

過去200年の歴史をさかのぼるとそのぐらいのリターンが期待できるでしょう。

しかしこれは楽観的な考え方でもあります。

投資や資産運用は過去のデータがあるとは言え、周期的に心臓止まるぐらい株価が下がってしまう可能性もあります。

その際には元本割れする可能性、もしくは元本割れはしないまでもほとんど利益が残らない可能性もあります。

こればっかりは運の要素が絡んでくるので資産運用は【100%】【絶対に】【確実に】2000万円が用意できるわけじゃないです。投資は自己責任です。

まぁ現金が最強というワケでもないですが…経済の状況が悪化して株価が下がり過ぎた時にキャッシュが強いかどうかはまた別の話です。

2000万円も使わなくてもやっていける暮らし方をする

2000万円を貯金で貯めるのは難しそう

投資や資産運用は確率的には正解に見えるがリスクもある。

しかし他に2000万のような大きな資産を作る確固たる正解がないために勉強して、リスクを減らしながら資産運用で増やすという考え方が落とし所のようにも感じます。

少しでも生活必需品や普段の買い物をクレジットカードでポイント貯めたり、積み立ても楽天カードでしたりするんですね。

しかし限界はあります。

そこでもう一つ考えたいのが

総合的に2000万円のバリューを作る。

2000万円を貯めなくても暮らせるようなシステム、考え方、人とのつながり、集団生活などに今のうちから免疫をつけておく方が良いのではないでしょうか。

筆者は資産運用が確実なモノだと考えていません。当たり前ですがww

確率論的に増えるであろう程度です。

じゃあどうやって2000万円作るか??

2000万円と同じようなバリューを現物で持っていればいいワケです。

現物とは色々あって、キャッシュ、資産、生活必需品、個人の稼ぐ能力、コミュニティなど現金換算しにくいモノも含む。などなど

橘玲さんの本は非常にロジカルにこの辺りを分析しています。

確実に老後の生活のレベルが安定する方法を求めると「お金だけで幸せの総量を考えない」のが正解でしょう。

筆者は会社の経営をしていますが、もしもの為にお金がスッカラカンになった時のことを考えます。

皆さんはもしもスッカラカンになって財産や住む所まで無くなったらどうしますか?

実家や親せきに頼る、親友に事情を説明して住まわせてもらうなどしますよね?

その代わり家の手伝いや飯は作る!ってことにはなるでしょうけど。。

その場合親友が10人いればやっていけるんではないかな~などと思うわけです。

1ヵ月ごとに転々とすれば、、、助けてくれる人が12人いればやっていけますね。

この話すると変人だと言われますが。。

この考え方の面白い所は「自分も人にやさしくなれる」部分です。

なんかあったら助けてくれる人は、自分自身もそんな人にならないと知り合えませんし。。

こういう発信も1円の特にもならなくても1縁にはなります。←ポチって買ってくれたら小遣いにはなるw

人に好かれたいから優しくするのか!?って突っ込まれそうですけど、まぁ好かれたい気持ちもあるし、この社会の一員としてお金うんぬん以前に困ってる人は助けてあげたいですし。

お金だけに縛られない、毎日楽しくいられる充実した人間関係、居心地の良い労働環境を選ぶ、作る、などに取り組めば不安の少ない生活を送れると思っております。

そしてそんな人の所に楽しい人も、お金も集まるんじゃないかな~と思うのですよ。

まぁアラキはお金が少ないから、もっと充実しなきゃww

そもそもお金と言うものに価値がなくなる、日本と言う国の経済が破綻するなどなどはさすがに、まずは起こらないとは思いますが、それ以上にお金の価値、資本の価値を見つめ直し、もう少し考えた方がいいよねって話はする著名人も増えましたよね。

お金は必要ない!お金のある暮らしなんて大変だ!なんてことを言うつもりは全くありません。

お金欲しいし、貰えるなら貰うし、必要なんだけど、、

ドリルと穴みたいな物で

本来は穴(何か)が必要だからドリル(金)が欲しいんだけど、何か分からない物に対して不安を感じて、、、

穴が欲しいわけじゃないのにドリルが欲しい、ドリル欲しい。ドリルの簡単な稼ぎ方!って言うのは少し違うんじゃないかな~と思うわけです。

そんなに穴必要ないよね。って暮らし方やドリル以外でも穴開けられるよねって環境を作っていくのも戦略として優秀ではないでしょうか?

ドリルと穴の話と、本当に2000万円が必要なのかって記事はもう少し深く自分なりの考えを書こうかなと思う今日この頃。

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